つながり

お米農家と養鶏農家の地域循環型農業

殺虫殺菌剤を使わない飼料米づくり
田畑は堆肥の捨て場ではありません。
しかし、そのような現状を各地で目の当たりにしてきました。
雨が降れば、真っ黒い水が流れる農地…
そこに育つ作物や牧草…

循環とは何か?適正施肥とは何か?
地球にも生命にもやさしい本当の意味での循環を目指して
生きることは一方通行であってはならないのです。
お客様にとって身近で安心してお付き合いいただける米農家でありたい

かかりつけ米農家 井上吉夫さん 綾部市志賀郷地域

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「お~峰地くん!元気かぁ」
と、いつ訪ねていっても元気なやさしい笑顔で迎えてくれる井上さん。
父が他界後、2代目蓮ヶ峯農場として歩みだした時、以前から噂を聞いていた井上さんのもとを訪ねました。
その年から飼料米の栽培でお世話になっていて、蓮ヶ峯農場の堆肥もつかっていただいています。

生命力あふれる苗作り
井上さんが育てる苗は別格です。

田んぼに苗代をつくり、一般的なバラ撒きとは違い、連結ポットに丁寧に播種した苗箱が並びます。
通常の苗作りより手間が掛かり、苗箱の枚数もたくさん必要です。
田植えにも特殊な田植機が必要ですが、定植後の活着がよく、
病害虫に負けない野性味あふれる力強い稲が育ちます。

1代目の農家である井上さん
創業以来一貫して、一般のお客様へ直販をされています。
自分でつくったものは、自分で責任を持って売る
そんな井上さんの人柄や言葉は多くの人を魅了します。

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清水俊秀さん  綾部市上林地域

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「農業なんてやるもんやないで」
そう言われながら兼業農家の長男として育ってきたという清水さん。
地元のガソリンスタンドに就職した清水さん。
しかし、過疎化の影響もあって年々下火になるスタンドの仕事将来を悩んでいた…

そんな時ライブの前座で披露することになった太鼓の練習で井上さんと出会います。
「農場には夢があるんや」
「みんな農業は大変やって勘違いしとってんや」
「こんなにおもしろい仕事はないのに」
「農業はずっと底辺や。そやから上に行くしかないんやぁ」

そんな井上さんの人間や言葉に魅せられていく清水さん
「農業やってみようかなぁ」その言葉に井上さんは
「そう思う人はごまんと居る。本気やったら仕事やめてから来な」

そして、井上さんのもとで2年半の研修後上林で稲作農家として独立。
今では、この小さな田んぼが連なる山間部で12ヘクタールを耕作する稲作専業農家。
秋は最新のコンバインに乗り、稲刈りの委託作業も引き受け、冬は除雪機に乗って地元の除雪作業。
この上林地域にとって欠かすことのできない存在。

“上林の農地をどうやって守っていくか”
それがこれからの課題だと清水さんは力強く語ります。
この農地をいかに活用して、いかに守っていくのか
そして、いかにして必要とされる場所へ生産物を届けるのか

田舎と都会の上手な循環をつくっていくことが田舎を守るカギ
信用できる籾殻だからこそ鶏たちの敷料に
蓮ヶ峯農場にとって籾殻はなくてはならない資材です。
鶏舎の敷料としてだけではなく、炭にして飼料にしたり、畑の土作りにもたくさん使います。
鶏たちはずっとその敷料の上で暮らすわけですから、籾殻の質はとっても大切です。
安心して使える籾殻をこれだけ豊富に、それも近くで確保できるのは清水さんのおかげです。

蓮ヶ峯農場は“ひと”に恵まれています。
生きものは飼い手に似ると言いますが、お米も同じだと思います。
そんなお二人が作ったお米を毎日食べられる蓮ヶ峯農場の鶏たちは幸せです。

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