2020年1月16日 / blog
車で畜産場の近くを通ると独特の匂いがします。
一度は経験があるのではないでしょうか?
ほとんどの方が、家畜や畜舎は臭いものだと思っています。しかしそれは違います。
生きものですから多少の匂いはあります。人間だってありますよね。
微生物的なバランスを超えた密度を飼育するから異常に匂いが強くなります。
蓮ヶ峯農場は、ほとんど匂いません。近所に住む方も、鶏糞が匂わへんけど、どうしとってんや?と不思議がられます。繰り返しになりますが、適度な飼育密度が適度な水分を保ち微生物を豊かにしてくれます。
バランスのとれた環境では腐敗ではなく分解が進みます。異臭は発生しません。
臭いという感覚は、この場所は危ないという体が示す危機反応だと思います。
つまりそれはストレスであり、家畜にとっても好ましい環境ではありません。