地元で穫れたお米
綾部の農家さんが育ててくれた鶏専用のお米
殺虫剤、殺菌剤を使わずに大切に育ててくださいました。やがてお米と籾殻は肥料となって、田んぼへ還ります。
国産魚粉
境港産の高品質なゴールデンフィッシュミールを与えています。
抗酸化剤であるエトキシキンも無添加です。
本当に香りがよく、他の魚粉は使えません。
合成ビタミン剤を使わないブレンド方法にとっては貴重な栄養源です。
乳酸菌メーカーがつくる枯草菌
乳酸菌飲料でお馴染みのカルピス社が作り出した、乳酸菌を活発にするための枯草菌です。乳酸菌は摂取するよりも、もともと腸にいる常在菌を増やしたほうが効率的であるという考えから作られました。病原菌から守ってくれることはもちろん、飼料の吸収率を上げてくれる働きもあります。
天日塩
人間にとっても大切な塩。同じ生き物である鶏にも必要です。塩は、ミネラルを多く含む天然物でなければ意味がありません。太陽の恵みを受けた天日塩は、ほんの少し与えるだけで、鶏たちの体調を整えてくれます。
海藻
天然のミネラル、微量栄養素を多く含むホンダワラという海藻の粉末。
牡蠣殻
広島産の完全水洗いされた高品質の牡蠣殻。2種類の大きさを与えます。
非遺伝子組み換えのとうもろこし
非遺伝子組み換えはもちろん、PHCF(収穫後農薬散布なし)のとうもろこしです。
せっかく良いお米を与えているのに、とうもろこしが必要なの?という質問をよく受けます。
鶏の胃の中では、乳酸菌が非常に有効な働きをしてくれます。とうもろこしは、この乳酸菌の増殖に欠かせないものなのです。蓮ヶ峯農場では、最低限必要な量だけを与えています。
ファフィア酵母
フランス産で遺伝子工学を用いずに培養された抗酸化作用の高いアスタキサンチンを多く含む酵母です。毎日産卵を繰り返す鶏たちの老化(酸化)を抑制し、肉の品質自体も向上します。
発酵竹粉
孟宗竹を粉末にして、数種類の乳酸菌、酵母、麹菌で発酵させたものです。竹は驚異的な成長力で有名ですが、豊富なアミノ酸を含み、そのアミノ酸を虫や菌から守るために緑色の部分には、高い抗菌力を備えています。鳥インフルエンザなどのウイルスにも効果があるという実験結果もあり、将来的にも期待される飼料です。
自家製発酵飼料
米糠を中心にして、ほかほかの発酵飼料を作っています。発酵することでビタミンが増えます。何年も継ぎ足してつくっていますので、この土地と環境にあった微生物が豊富にいるはずです。何とも言えない香ばしい香りが飼料庫いっぱいに広がります。たまごには香りも重要です。
国産大豆のきなこと
非遺伝子組み換え大豆
大豆は、良質なたんぱく質と豊富なアミノ酸を含んだ重要な飼料のひとつです。
香りの良い国産きなこと混ぜることでたまごの風味を良くしてくれます。
一番搾りの紅花油
飼料に油?と思われるかもしれませんが、自家配合でこまめに配合作業を行う私たちだからこそ出来る方法です。
産卵にはリノール酸というアミノ酸が重要です。これは、とうもろこしに豊富に含まれているのですが、お米中心の飼料を与えている蓮ヶ峯農場では、どうしても不足してしまいます。これを補うために非遺伝子組み換えである紅花を薬剤を使わずに絞ったものを微量に混ぜています。
カナディアンフミン
カナディアンロッキー山脈の麓でとれる古い土(腐食)です。ミネラルを含み、またキレートすることで、ミネラルの吸収を助けてくれます。糞として排出された後も、匂いを抑制する効果があり、作物にとっても有効な資材です。蓮ヶ峯農場の堆肥が良質だと言われる理由の一つです。古い地層から掘り起こすため、環境への負荷も心配ではあります。最低限必要な量を与え、やがて土に還り、作物の生育の手助けをして‥都合の良い考えかもしれませんが、人間の手が加わった良い形の循環につながるのではないかと考えています。